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Blenderで遊んでみた

Blenderで作ったりんご

りんごのCGを遊びで作ってみました。遊びといってもCG作りの練習です。
このりんごのCGはBlenderというソフトを使って作りました。Blenderは無料で使うことができる3DCGソフトです。

普段は、建築設計用のCADソフトで設計図書と3DCGを作っています。
建築設計用のCADは、床や壁などの直線の物は作りやすいのですが、家具や雑貨などの曲線が多いものを作るのは不得手です。
そのため、他のソフトも覚えて自由に家具や雑貨をモデリングできるようになることができれば表現の幅が広がるだろうなと思っていたところ、Youtubeのおすすめに下記のサムネが表示されました。

並んだ色とりどりのりんごの可愛さに釣られてクリック。
動画を見てみると、BlenderをインストールするところからりんごのCG完成までとても丁寧に操作方法を説明してくれていました。
この動画の主のYukiさんは、操作が難しいBlenderを初心者でも扱えるようにするためチュートリアル動画を作成してくれているようです。

このりんごのCGを自分でも作ってみたい!と思い、Blenderをインストールするところから始めました。
もともとBlender自体は知っていたのですが、難しそうということで敬遠していました。

動画を見ながら操作を真似することで、サムネで使われていたりんごと同じものを作成することができました。
約50分の動画ですが、途中動画をストップしながら操作したので完成まで1時間ちょっと掛かったと思います。

動画で説明されている操作を忠実に再現していけば誰でもこのりんごのCGを作ることができます。無料で。
Blenderでどういったものを作ることができるのかを体験することができるので、興味があってこれから始めてみようと考えている人におすすめの動画です。

りんご以外に、砂場とドーナッツもYukiさんの動画を見ながら作ってみました。
砂場のCGはミニチュアの模型のような雰囲気で、ドーナッツのCGはリアルな感じで作ることができました。

Blenderで作った 砂場
Blenderで作った ドーナッツ

私の場合、Blenderで作った3Dのデータは、建築設計用CADで作成したデータと結合して建物の一部として利用することが最終の目的です。
雑貨を売るショップの設計ということを想定して、試しにりんごを棚に並べてみました。
具体的なプロダクトが並ぶと内装を作るためのイメージもしやすくなります。

Yukiさんの動画のおかげで少しですがBlenderの操作に慣れてきたので、練習でIKEAのテーブルランプを作ってみました。
写真を下絵に設定して模倣しながらBlenderでモデリングしていきますが、簡単な形状なのでこれくらいであれば数分で作ることができます。

Blenderで作成中の画面

建物と合成してレンダリングするとこんな感じ。

Blenderの操作に慣れず(特にショートカットが覚えられない)まだ簡単な形状しか作ることができませんが、少しずつ慣れてソファーやベッドなど複雑な形状なものも自由に作れるようになれたら楽しいだろうなと思っています。

難しい3DCGもYoutubeを見ながらだと分かりやすく学ぶことができるので、興味がある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。